【連載コラム】ネオ・スターシード:3i0(ミオ)の覚醒 〜第2回「暗黒期」

連載コラム第2回目Mi0
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次第に希死念慮へ

これまでに形成されたものが、自分への刃として使うようになりました。
相手へのよさをみつけることは習慣のようになっていたのでずっとしていました。誰かを嫌いになったり、嫌な面ばかり目についてくるとその人のよさは何だろうと方向転換するかのように考えたりしていました。 

逆に自分のよさをみることは一切していませんでした。

誰かのよさをみつけるたびに、なぜ自分はあの人のようにできないんだろう。同じようにできない私はなんてだめな人間なんだろう。
自分は何もできない。
私なんていなくなればいい。
私は死んだ方がいいんだ。

始めはその時々で思うだけでしたが、次第に常に思うようになりました。
常にそのことが頭を占めるようになりました。

そんな中、TVで見た事故の再現ドラマの中で、ニュースの中で、「なんであんないい人が死ななければならなかったのか」ということを見聞きし、私が変わりに死ねばよかったのに。
こんなダメな私が生きているより、その人が生きていた方がよっぽどいい。私が生きているより、よっぽど価値がある。とリストカットしようとしていました。

自分の中の神性では違うということも分かっていたけれど

死ねばいいと思えば思うほど死ねない自分もいる。
死ぬ勇気もない、それが出来る人の方がよっぽどすごいとまたそこで自分を責める日々。

そのことを思うたびに泣けて泣けてしょうがなかった。
それは自分の中の神性では違うということも分かっていました。
だから泣いても泣いても止まらなかった。
本当の私自身はそれが違うということはわかっている、だから苦しいし泣けてしまう。

そう思っている私は違う。でもそのことが浮かんできてしまうことを辞められない。そう思うことも止められない。そして、誰にも話せませんでした。

それを伝えることで悲しむことが分かっているから。悲しませたくない。
けれども、どうにもならない。

人の目が怖い

そんな中でも学校や仕事、人と会うときには笑ってと鏡に向かって笑顔を作っていました。毎日毎日鏡を見ては、「よし、私は今日も笑えている」と思っていました。

徐々に人としゃべることが怖くなりました。
自分に刃を向け始めたからそうなったのか。

どちらが先だったのかはもうわかりませんが、自分の発するコトバが怖くなりました。

私が話したコトバでだれかを傷つけているのではないか。

そして、仲良くしてくれている周囲の人たちはホントは嫌々付き合ってくれているのではないか。
そんな思いが強くなっていきました。

だから、話す前には何度も何度もシュミレーションをして、コトバを発する時は何度も何度も飲み込んで、話し終えた後は何度も何度も反省会。

次第に外で歩いていても人の目が怖くなりました。
人の目が怖くて、人と目が合わないようにずっと下を向いて歩いていました。

次回、連載コラム「ネオ・スターシード:3i0(ミオ)の覚醒 〜第2回」の掲載は、2月29日(木)を予定しています。

レムリアンライター : 3i0(ミオ)

すべての人の本質は神様であるという軸を持ちながら、自己否定と周囲との比較が鳴り止まず、常に周囲の声を優先していた。自分の好きなこと、感じていることが分からなくなり、自分探しの日々。『レムリア』という言葉にただただ惹かれ、レムリアの魔法学校を受講し国際認定ヒーラー認定証を取得。人の感情と常に同調していたけれど、人と自分の境界を保つことができるようになっています。自己一致して生きることを探求中。

3月1日(土)
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